公益社団法人日本写真家協会 一般社団法人日本旅行写真家協会
日本旅のペンクラブ  美ら島沖縄大使

 
首里城正殿の赤瓦初の窯入れ、窯出し色鮮やかに2000枚
2024年2月7日

2026年の首里城正殿再建に向けて着々と工事が進められていますが、ここ与那原町の島袋瓦工場、当山瓦工場では2月1日、赤瓦を焼き上げる初の窯入れ作業が始まりました。1コンテナに平瓦250枚を並べて、8コンテナ2000枚を窯に入れ、点火しました。 最高温度 1,030 度 ぐらいで3時間ほど焼き締め、 3 〜 4 日は窯の冷却期間、そして窯出しとなります。今回の瓦は、火災で焼け残った正殿の赤瓦を砕いた粉末も原料に含まれていて特別のもの。 2月6日、命を吹き込まれたように色鮮やかな赤瓦の窯出しです。

出来上がった瓦の中から10枚、アトランダムに取り出して重量計り、24時間水に浸して国基準の吸水率12%以下とする 給水測定など厳密な検査が続きます。 島袋瓦工場の島袋義一社長(75)による瓦の「打音検査」では、“キンキン”と乾燥した金属音の仕上がりに思わず“上等”、 最高の焼き上がりにご満悦の様子でした。 正殿の屋根を彩るおよそ6万枚の赤瓦、八幡瓦工場なども加わって4月下旬完成、県に納める予定とのこと。

首里城正殿専用窯(島袋瓦工場)              2月1日 初窯入れ           
窯に点火(13時34分)               
2月6日初窯出し(島袋瓦工場)             
吸水率測定                              吸水率測定                          
初窯出し(当山瓦工場)           

琉球王国時代のお正月儀式「朝拝御規式」(ちょうはい おきしき)など
首里城公園「新春の宴」
2024年元旦

晴天に恵まれた首里城の元旦、早朝から多くの家族連れや観光客で賑わいました。午前10時30分、奉神門前、下之御庭では琉球王国時代のお正月儀式「朝拝御規式」の一部が再現されました。往時の厳かな宮廷音楽「御座楽」(うざがく)の演奏で、華やかな衣装をまとった国王役、王妃役がお出ましになり、国王は祭壇に向かって拝礼、焼香をして世の安寧を祈願しました。琉球芸能など「新春の宴」は1月3日まで。

御座楽演奏 国王、王妃の出御           
朝拝御規式                                     お焼香                         

沖縄本土復帰50周年記念・「望郷」舞台公演記念
「首里城復興」写真展 兵庫県尼崎市で開催<11月12日(土)>

詳しくは「写真展」コーナーへ

2022年10月18日
詳しくは「写真展」コーナーへ

森林を豊かに、将来の首里城修復に、恒例「イヌマキ育樹祭」開催
2022年8月2日

首里城は2026年の再建に向けて着々と工事が進められていますが、首里城公園友の会では7月30日、沖縄本島北部、国頭村辺野喜ダム近くの県営林で、今年も「イヌマキ育樹祭」を開催しました。 当日は、台風5号の影響で荒れ模様の天候でしたが、スタッフや友の会会員など総勢64名が約1時間、イヌマキの成長を確認しつつ鎌など持って周辺の草刈りなどに汗を流しました。

イヌマキと言えば高級建築材。沖縄方言ではチャーギと呼ばれていますが、湿気や腐食に強く、シロアリの被害も受けにくい、沖縄の気候風土にはピッタリの木材で、王朝時代は首里城のご用材として重宝されていました。 とくに18世紀に活躍した政治家、三司官・ 蔡 温( さいおん ) は木材安定供給のため、植林事業など独自の山林資源育成政策(杣山政策) に取り組み大きな成果をあげています。

そんな緑豊かな琉球・沖縄でしたが、沖縄戦や乱伐による森林の荒廃によって、1992年まで行われた首里城の復元工事の際には、県内では「復元に使えるイヌマキは1本も見つからなかった」と当時の復元委員、高良倉吉さん(首里城公園友の会会長)はその悔しさを語っておられます。 1993 (平成5)年3月20日、首里城復元を機に、先人の「植樹思想」を見習い、沖縄伝統の建築資材イヌマキを未来に繋ごうと、首里城公園友の会会員及びその家族など約500人がやんばるの森に集結。

沖縄県北部農林水産振興センターの協力のもとに県営林の更地にイヌマキの苗木約6,000本を植樹、現在約1,200本の手入れを定期的に行っています。 また、イヌマキの樹木管理のために1本1本にプレートを取り付け、生育状況を記録しています。植樹してから30年、首里城の建材としてお役に立てるのは100年、200年先!?でしょうか、いずれにしても将来の「首里城修復」用の貴重な建材造り、なんと壮大でロマン溢れる育樹作業ではないでしょうか。

イヌマキ育樹祭         高良倉吉首里城友の会会長あいさつ        
草刈り、除草作業開始                 
 
  大きくなったイヌマキに願いを        
作業後は、冷た―い富士家のぜんざい       
植樹記念碑 植樹祭実施日:平成5年3月20日        

龍潭で爬龍船ふなこぎ体験など「春の御城まつり〜首里手作り市〜」
2022年3月22日

初夏を思わせるような行楽日和、ここ首里城公園では3月19日から21日の3日間、コロナウイルス感染防止対策を施して「春の御城まつり〜首里手作り市〜」が開催されました。 銅鑼の音が城内に響きわたる早朝の奉神門、高官役人に扮した城南小学校の子ども達による「こどもご開門式(うけーじょー)」で幕開けです。

首里城公園北方の龍譚(周囲416m)ではすでに池の畔に長い行列、先端に龍頭を飾った爬龍船の「ふなこぎ体験」(沖縄美ら島財団主催・豊見城市観光協会協力)の参加者。おっかなびっくり初乗船の親子が多かったですが、首里城を頭上にして漕ぎ進む様は歴史を遡るようで、まさに琉球王国文化の追体験といったところ。
一方「下之御庭」では首里伝統の「旗頭」演舞、近隣のサポート隊も加わって、重さ約20キロもある旗頭を勢いよく担ぎ上げる城南小学校の子ども達、日ごろの練習の成果を披露していました。

その他、芝生広場ではインドネシア・バリ島の華やかなガムラン音楽とバリダンス(沖縄県立芸術大学など)、地域のボランティアによる「沖縄の民話読み聞かせ」、伝統の油味噌づくりや漆(沈金技法)体験教室と盛り沢山な催しでした。

こども御開門式         我が住処、龍潭のバリケン(台湾アヒル)        
爬龍船ふなこぎ体験                 
首里旗頭         城南小学校の子ども達        
華やかなガムラン音楽とバリダンス         沖縄の民話読み聞かせ(城西小学校しおりの会協力)        
ボランティア清掃活動(那覇市観光協会、全国旅行業協会)       
ご苦労さまでした     
月桃葉包みあんだーすー(油味噌入り)おにぎり完売です        

首里城公園「龍潭」を彩る幻想的な“天の川”
2022年3月7日

県の首里城復興イベントの一環として、このほど首里城公園の龍譚に約2000個のLEDブルーライトを浮かべる県内初の「天の川プロジェクト」が催されました。夕闇迫る午後6時半、地域の子ども達やボランティアの人達が順次ボール状の白いライトを池に投入、着水すると鮮やかな青色に発光して池一面に広がっていきました。星屑のように水面に輝くブルーライトは、まるで天空の「天の川」にも似て、暫し見学に訪れた人々の目を楽しませていました。

天の川プロジェクト         着水すると青色に発光        
ライトアップされた首里城を背景にLEDブルーライト 3月5日        
風に流されて… 3月6日 19:16 (30秒露光)        

新年の幕開け首里城公園 「新春の宴」開催
2022年1月3日

穏やかに晴れ渡った令和4年元旦の那覇、首里城公園では1月1日から3日まで「新春の宴」を催しました。 午前9時、「奉神門」前では開門を待つ人々の前で、地域の小学生が元気よく銅鑼を打ち鳴らし「御開門(うけーじょー)の儀式を執り行いました。 そして午前11時、「世誇殿(よほこりでん)」前にお出ましになったのは優美な鳳凰文様の衣装をまとった琉球国王と王妃役。琉球王朝時代の正月儀式「朝拝御規式(ちょうはいおきしき)の一部が再現されました。 「系図座・用物座」では王国時代の宮廷音楽である「御座楽(うざがく)」の演奏や琉球舞踊、そして首里杜館芝生広場では首里の青年会や子ども達が伝統の「旗頭」演舞、ステージでも歌やダンス等パーフォーマンスが続き、新春の首里城を盛り上げました。

正月儀式「朝拝御規式」祭壇
こども「御開門」儀式         奉神門ご開門        
国王・王妃の正月儀式「朝拝御規式」         国王、祭壇に向かって焼香し王国の安寧を願う        
 
御座楽演奏        
元旦の首里城公園の賑わい         東のアザナからの展望        
首里当蔵町青年会の「旗頭」演舞          
城南小学校の旗頭演舞          
   
古典音楽演奏          

首里城お水取り行事  辺戸大川の「お水取り」と首里城円覚寺で「若水奉納」
2021年12月26日

琉球王朝時代の伝統行事のひとつに、450年間も継承されてきた「お水取り」があります。王国の繁栄と国王一族の健康長寿を願って元旦、「お水撫で」(ウビーナデイー)という儀式を執り行っていましたが、それに使用する水は沖縄本島最北端、聖地である国頭村辺戸の「安須杜」(アスムイ)のふもとを流れる辺戸大川。旧暦12月20日に使者を辺戸に遣わし、神人とともに拝所を巡り、大川から御水を取り、首里城に持ち帰って国王に献上していました。

今年は12月26日の早朝、村の有志で辺戸大川の「お水取り」儀式を再現し、 昔は首里城まで徒歩のところ今回は自動車で時間短縮、午後3時から首里城円覚寺総門前で「美御水(ヌービー)奉納祭」を執り行いました。 この行事、沖縄戦もあって60年間途絶えていましたが、1998年から地域の有志が中心となって「お水取り」を復活、年々盛大になってきた矢先の首里城火災やコロナウイルスの出現で規模縮小を余儀なくされていますが、「今年も再現できて感謝です。地域の皆さん健康で、子ども達にはこの貴重な伝統を引き継いでもらいたいですね」と主催者・辺戸出身の山城岩夫さん(首里観光案内所代表)。

琉球の開闢神話 辺戸の安須杜
神アサギ祈願
祖父の代からお水取りを継いできた祈り役の佐久眞カツエさん
        
神道を下って辺戸大川へ        
辺戸大川                        クバの葉のひしゃくでお水取り、健康長寿を祈願する                 
首里城円覚寺         首里城円覚寺到着                      
ノロ役の女性による美御水(ヌービー)の奉納儀式          大川の水と沢岻樋川(浦添市)の水を合わせてお供えする           

首里城再建願って 第7回沖縄国際音楽祭「第九in OKINAWA」開催
2021年11月29日

昨年に続いて11月28日、首里城公園北城郭東エリアで第7回沖縄国際音楽祭「第九in OKINAWA」(岩崎セツ子実行委員長)、首里城再建を願う特別公演を催しました。今年も新型コロナウイルス感染防止のため規模縮小、無観客での実施となりましたが82人の合唱団の皆さん、「ベートーベン交響曲第9番第4楽章」“歓喜”の歌を精一杯歌い上げました。首里城基金へ寄付するクラウドファンデング「Link-U」で公演支援者には動画配信されます。

指揮者 武田光史 ソリスト(前列左から)知念利律子 新垣寿賀子 喜納響 仲本博貴
 

首里城火災から2年、再建願って「首里城復興祭」
琉球王朝時代を今に伝える「古式行列」

2021年11月14日

令和元年(2019年)10月31日未明、沖縄のシンボルとなっていた首里城が火災焼失、大きなショックを受けましたがあれから2年、喪失感を乗り越えた地域の皆さん、コロナ禍にもめげず、再建に向けて支援の輪を広げています。10月30日から5日間、新型コロナウイルス感染防止対策を施しながら「首里城復興祭」(首里城祭実行委員会主催)が催されました。 午前9時、子ども達による奉神門の「御開門式」や、華やかな衣装をまとった国王・王妃のお出まし「出御」、そして絵巻行列や古式行列で使用された乗り物には、来場の親子が乗り込んで笑顔の記念撮影。

一方ステージでは首里住民や学生、子ども達、沖縄美ら島財団スタッフの伝統芸能公演など、迫力ある和太鼓、中嶋初穂氏の特別出演もあって会場を沸かせました。ずらり並んで順番待ちしていたのは、龍潭に浮かぶ大きな「ハス(レプリカ)乗り体験」と記念撮影。子ども達のお世話にスタッフの皆さん汗だくでした。 そして11月3日は「文化の日」、琉球王朝時代の国王や役人に扮した地域住民によって「古式行列」(首里振興会主催)が行われました。 今年もコロナ禍によって規模縮小で開園前に無観客で。午前7時50分、国王一行28人が奉神門を出発、歓会門まで約30分の「行列」でしたが、「復興に向けて地域の取り組みがとても大切」と玉那覇美佐子首里振興会理事長。 夕闇迫る頃、私の居住地の首里平良町自治会(宮城修自治会長)は、マスク着用で旗頭に「コロナ収束祈願」の布をつけ、拝所や地域を練り歩き、 「首里城復興と厄払い」を祈願しました。

<琉球王朝儀式>
こども御開門
国王・王妃出御
国王・王妃乗車体験
首里城復興祈念ステージ
伝統芸能公演(一般財団法人沖縄美ら島財団・沖縄県立芸術大学・首里伝統芸能文化協会)
 
 
一般社団法人首里空手古武道保存会
中嶋初穂の和太鼓
首里高校軽音楽部
首里高校ダンス部
フラハラウピカケテルヌマ
ペーパークラフト&正殿ぬりえ体験など
首里城5Gオンライン教室
首里城プロジェクションマッピング ライブ配信
首里城うむいの燈 スリーライツ
龍潭ハス乗り体験
 
守礼門ご来光
琉球王朝祭り首里「古式行列」
 
 
首里平良町自治会旗頭演舞


首里城の「赤瓦漆喰はがし」ボランティア再開、全国からの応援で残り1000枚!
首里城復元へ熱い思いの県内高校生9度目の参加

2021年11月11日

火災に遭った北殿や南殿の赤瓦を再利用するため、昨年3月23日から始まった赤瓦の「漆喰はがし」ボランティア、コロナ禍で数回中断されましたが約7ヵ月ぶり、11月6日から再開ということで、私も会場の後之御庭(くしぬうなー)に出向きました。この「赤瓦漆喰はがし」作業、地元住民をはじめ全国から延べ4000人が参加、トータルで約2万3000枚以上の瓦を処理することが出来たということです(一般社団法人沖縄しまたて協会調べ)。

いよいよ残り1000枚、お母さんを誘って参加した金城そらさん高校2年生は今回で9回目。首里城のお膝元で育ち、小・中学校の課外授業は首里城公園、それだけに首里城火災の衝撃と復興への思いもひとしおで「学生の私にもサポートできることがある」と、漆喰はがしボランティアを通して綴った作文「首里城ボランテア体験記」が、このほど新聞社主催の作文コンクールで「最優秀賞」に輝きました。

まずは首里城の知識や技術指導をして下さっているスタッフ(沖縄県琉球赤瓦漆喰施工協同組合)の方々へ報告とお礼の後、漆喰の付着した赤瓦と、漆喰を削り取るスクレーバー(金属製のヘラ)を手にしたそらさん、初心者がモタモタする中、さすが手慣れたもので手際よく、作業時間2時間で15枚も仕上げました「こころ込めて仕上げたこの赤瓦が再び甦って首里城に使われますように」と念じながら…。 今回で最後になるこのボランティア、14日まで。

沖縄美ら島財団首里城公園 (oki-park.jp)   
スクレーバーで漆喰を削り取る金城そらさん         ワイヤーブラシで残りの漆喰をはがす        
スコッチブライトで汚れを落とす        瓦を叩いて良否を見極める        
   受賞作文と参加証を手に金城そらさん         スタッフの大城孝仁さん(左)にお母さんと作文受賞報告        
作文コンクール<最優秀賞>「首里城ボランテア体験記」

 


「見せる復興」作業過程が分かる「仮設見学デッキ」完成
展望良好 ― 北殿跡の新ルート

2021年10月27日

首里城正殿の復元作業を見ることができる新たな「仮設見学デッキ」が完成、 10月27日から利用できるようになりました。 復元工事に必要な木材倉庫を「御庭(ウナー)」に整備するにあたって、新ルートの仮設見学デッキを設置、全長139メートル、横幅3メートル、車椅子にも優しい勾配になっています。デッキから作業の様子が見られるほか、工事用仮囲いに解説板を設置、2019年の火災状況から正殿復元に向けた取り組みなど写真と文で分かり易く解説されています。この見学デッキは北殿跡に面しているため、近くに龍潭、円覚寺、琉球八社の末吉宮まで見渡されます。デッキを進んでいけば世界遺産の「正殿基壇遺構」、これまで通り見学できます。 本日は快晴、空も澄んで城郭の東に築かれた物見台「東のアザナ」からは、 作業を進める首里城の背景に慶良間諸島がクッキリと浮かび、まさに“絶景スポット” 2026年予定の正殿復元が待ち遠しいです。

仮設見学デッキ        北殿跡から眺望      
  「御庭(ウナー)」から奉神門 
  被災した正殿の「龍頭棟飾」       . 世誇殿      
絶景「東のアザナ」 慶良間諸島もクッキリと!

首里城公園 清掃美化活動に地域住民ボランテア参加
2021年10月25日

10月24日の日曜日は曇天なれども“清掃日和”―新型コロナウイルスの予防対策を講じながら、今年3回目の清掃美化活動が「首里城公園」で行われました。ボランテア作業に駆けつけてくれたのは,首里中学校2年生の元気な生徒さん16名と先生方、そして城西小まちづくり協議会など地域団体の皆さん36名で、午前9時30分、龍潭・円鑑池の龍淵橋に集合。スタッフから説明を受け、用意されていたニチニチソウやマリーゴールド、ジニア(百日草)等、カラフルな花々の鉢植え作業を、また龍潭遊歩道など周辺の清掃で汗を流しました。龍譚通りでも地域の皆さんがゴミ拾いや草花の植え付け作業に精を出しておられました。

 
弁財天堂と円鑑池                         
 
  龍潭        
  龍潭通り 

子どもと遊ぼう、学ぼう…「首里城公園」地域と連携、「首里手作り市」開催
2021年3月29日

このほど「首里城公園」のスタッフと地域の“まちづくり”団体が連携して「首里手作り市」(3月20日〜3月28日)を開催しました。 日々行われている早朝の奉神門を開く儀式「御開門(うけーじょー)、本日27日は特別体験「こども御開門」。午前9時過ぎ、城西小学校児童による大きなドラの音で“御開門”となりました。そして守礼門、歓会門前広場では城西小学校「こども旗頭<響>」の演舞で、みんな元気よく披露しました。 「首里杜館」広場の大きなガジュマルの木の下では、“キジムナー”など首里の民話を紙芝居で読み語り、また生態解説や蜜採りの体験ができるミツバチ教室(新垣養蜂園)、けん玉、竹馬、お面やちょうちん作りなど、昔なつかしい遊び体験など観光客も飛び入りで大いに楽しみました。 27日28日は「首里城見学会」も開催、高良倉吉琉球大学名誉教授や上里隆史浦添市立図書館長それぞれのガイドツアー。整備が進む“見せる復興見学コース”に沿って、再建の進捗状況や歴史上のエピソードをふんだんに交えた解説で参加者の質問にも熱が入っていました。

 
こども御開門       
城西小学校「こども旗頭<響>」の演舞        
首里の民話を紙芝居で読み語り        
ミツバチ教室         蜜採り体験        
お面作り        だるま落とし       
王様の冠         ちょうちん                  
昔なつかしい竹馬                           けん玉        

<首里城見学会>

   
高良倉吉先生の首里城ガイド(27日)          上里隆史先生の首里城ガイド(28日)       

首里城赤瓦の「漆喰はがし」ボランティア再開
2021年3月20日

復元に向けて整備が進む首里城では、北殿や南殿の被災した瓦を回収、再利用するため、一般ボランティアによる赤瓦の「漆喰はがし」作業を3月20日から再開しました。 ならば私もと早速、午前の部に参加しました。作業工程は、とくに丸瓦に多く付着している漆喰をスクレーパーという刃物で削り落とし、ワイヤーブラシで仕上げるというもの。 完成したら「ダウン検査」、叩いて、キンキンと高い音なら合格、利活用可能な瓦ということになります。「沖縄琉球赤瓦漆喰施工協同組合」のスタッフの懇切丁寧な指導で皆さん、持ち時間2時間で5,6枚はこなしておられました。
<実施期間> 3月20日(土) 〜 4月18日(日)(午前・午後の2部制 )   <沖縄美ら島財団首里城公園管理部


首里城「春分の日」の日影台(日時計)
2021年3月20日

3月20日は「春分の日」。首里城ではこの日に合わせ3月21日の両日、首里王府時代に首里城で時刻を計測していた「日影台(にちえいだい=日時計))の解説会を行った。
そこで20日の午後 2 時 20 分、漏刻門の奥の広場に設置された「日影台」に出向いた。「漏刻」とは中国語で「水時計」。漏刻門の上のやぐらの中に設置され、太陽が出ないと機能しない「日時計」と併用して時刻を計り、城内外に太鼓や鐘で時を知らせていた。

さてこの「日時計」、太陽が照ると中央にある棒の影で時刻が分かるようになっている。今「春分の日」なので日時計の文字盤の角度が45度、「秋分の日」と同じ角度である。タイミングよく雲の合間から日が射し始め、クッキリと未(ひつじ)の刻を示している。「日本の標準時、兵庫県明石と沖縄は約28分の時差があるので、本土の午後2時28分は琉球ではちょうど「未」の刻(午後2時)になります」と解説に当たった首里城管理センターの輝広志さん(44)。 年に4回、「春分の日」「秋分の日」「夏至」「冬至」以外、「日影台」に立ち入れないこともあって、じつにラッキーな1日となった。

「未(ひつじ)」の刻(午後2時)を示す「日影台(日時計)」

「時の首里彩画」(RBC琉球放送3CH)に出演<復興の色―大塚勝久>
2021年1月11日

沖縄の古都・首里を舞台に史跡、伝統、人、芸術など、その魅力を余すことなく伝える「首里彩画」(すいさいが)3分間番組。1月31日<日>(午後10 時 54分〜午後11時)は、首里城「復興の色」をテーマに私、大塚勝久が再建・復興の思いを語ります。 音楽は若手琉球古典音楽演奏家 親川遥さん、ナレーションは宮沢和史さんが担当されます。

亜熱帯樹林の龍譚散策 取材風景(12月17日)

青空に映える琉球国王・王妃の出御」儀式―首里城公園「新春の宴」
2021年元旦

沖縄北部の山では桜の開花もチラホラ聞こえる南国沖縄のお正月。 快晴に恵まれた元旦の首里城では、琉球王国の栄華を物語る「新春の宴」が催された。 午前10時30分、首里城内「世誇殿」前では、琉球王国時代の元旦「朝賀の儀式」に倣って「国王・王妃出御」、おでましの様子が華やかに執り行われ、地元の人たちや観光客の目を楽しませた。「系図座」・「用物座」では宮廷音楽の「御座楽(うざがく)」演奏、琉球舞踊など、新型コロナウイルスの 感染防止対策を講じながらの開催となった(2日まで)。

国王・王妃のおでまし、元旦儀式。 宮廷音楽「御座楽」

琉球王国時代を彷彿とさせる年末行事再現、首里城へ「御水」奉納
2020年12月27日

お正月を控えて、沖縄本島最北端の聖地・辺戸大川(ウッカー)から取水した「若水」を首里王府へ献上する「美御水(ヌービー)の奉納」(主催:首里観光案内所)が27日午後3時から首里城「円覚寺総門」前で行われた。 仲嶺麗子さん・絵里奈さん姉妹のノロ役が辺戸の水と吉方の水を混ぜ合わせて奉納した。
この新年を寿ぎ、琉球の繁栄と安寧を祈る儀式、旧暦12月20日に首里王府は使者を辺戸大川に派遣して取水し、辺戸ノロが祈願をして同28日に円覚寺に奉納、元旦に王府に献上されていた。首里城正殿での「献上の儀」は首里城焼失やコロナウイルスの影響で省略される。 主催者の山城岩夫代表(67)は「首里城早期復興とコロナの収束もあわせてお願いしました」と例年通り奉納できたことに安堵した。

辺戸大川の「若水」無事円覚寺へ 首里王府へ献上する「美御水」の奉納祈願

赤瓦処理数1万8000枚、延べ3000人(69日間)の 「首里城赤瓦漆喰はがし」
ボランティア作業無事終了

2020年12月25日

首里城の北殿、南殿、黄金御殿など焼け残った赤瓦を再利用するため、 ボランティアによる「赤瓦漆喰はがし」作業が3月23日から行われてきたが、 新型コロナの影響で一時期中断したものの69日間、延べ3000人の参加者で約1万8000枚の赤瓦を処理(一般社団法人 沖縄しまたて協会調べ)、12月25日無事終了した。 首里城再建を願って地元をはじめ全国から集まった参加者、午前の部・午後の部それぞれ2時間、沖縄県琉球赤瓦漆喰施工協同組合スタッフの指導のもと、赤瓦にこびり付いた漆喰をはがす作業に精出した。泊まり掛けで神奈川県から参加した畑 知子さん(58)は「小さいときから父に連れられ沖縄に再々来ています。再建で何かお役に立てたらと思って…、まだ処理する瓦が残っていれば作業続けたいですね」(残り赤瓦約1万3000枚)

焼け残った赤瓦 私、ショウキュウ処理瓦トータル100枚突破
ブラシで仕上げ 傷みのない最良瓦は叩いて「キーン」、ハイ合格!

令和の首里城、再建へ 復興過程見せる工夫も
2020年11月30日
大阪日日新聞 2020.11.30

首里城に響く「第九」合唱―復興願って沖縄国際音楽祭
2020年11月18日

沖縄から毎年世界に発信しているベートーヴェン交響曲「第九」演奏会―今年の第6回沖縄国際音楽祭 「第九 i n O K I N A W A 」 は、首里城再建を願う特別公演(主催・同実行委員会)で、11月15日、首里城公園内の守礼門前の広場でライブ 配信されました。 残念ながら新型コロナウイルスの感染防止のため、合唱団は40人と規模縮小となりましたが、皆さん、「第九」の“歓喜と夢”を精一杯歌い上げました。 実行委員長の岩崎セツ子さんは「かって首里城は多くの国の人たちを迎い入れ、交流の中から芸術・文化を育んできました。 “みんな手をつなごう、きょうだいになって…”の「第九」の歌詞のように、首里城が世界に向けて芸術振興の発信拠点になればと期待します」。
同合唱団では、 首里城の美術工芸品など復元・保存に向けた「首里城基金」への寄付を呼びかけています。
問い合わせは同音楽祭実行委員会  電話  0 9 8 (9 1 8 ) 3 6 0 0   HP = https://okinawa-dai9.jp/

指揮者 武田光史  伴奏ピアニスト 山根貴志  ソ リ ス ト(前列左から) 知念利津子 新垣寿賀子 喜納響 仲本博貴
沖縄国際音楽祭「第九」実行委員会 稲嶺恵一 名誉会長と岩崎セツ子実行委員長

首里城に復興の願いを込めて−琉球王国時代を彷彿とさせる「首里城祭」開催
2020年11月4日

首里城の火災からちょうど1年、10月31日から11月3日の4日間、 コロナウイルス感染防止のため規模縮小にはなりましたが、きらびやかな琉球王国「古式行列」など復興を願う多彩な「首里城祭」が開催されました。

琉球国王(役・高良朝壮さん)・王妃(役・神山聖加さん)出御 伝統芸能など公演
守礼門のお月さま ゴールです、ランタンウオーク(首里城うむいの燈プロジェクト)
頑張って歩いたよ、仲良しグループ 歓会門城壁に浮き出る映像・首里城プロジェクションマッピング
大迫力!城壁に琉球王国の歴史投影 広福門前で空手演舞
来場者の思いを込めて 夜空に映える首里城プロジェクションマッピング
瑞泉門前の国王・王妃一行 国王・王妃の厳かな古式行列
園比屋武御嶽に祈願 守礼門前で記念撮影
 

 
首里城焼失1年…NHKTV首里城特集に <レンズの先に自分を重ねて−大塚勝久>
2020年10月17日
〜10月31日

首里城焼失1年、NHKではいま特番を進行中ですが… そのなかで、 NHK沖縄放送局の清田祐馬カメラマンから電話あり、「首里城と大塚勝久」の話題をニュースで取り上げたいとのこと。 「激しく炎上している動画をニュースに提供してもらった大塚さんが、首里にお住まいとの情報もあってインターネットを検索、ホームページで首里城炎上の撮影から再建支援の関わりが分かり、早速お電話をさせてもらいました」、とのこと。 取材は10月13日午前10時、首里城から程近い自宅マンション7階の玄関口から、激しく炎上する首里城の動画と写真撮影の再現から始まり、首里城への思いなどマスク姿で一日インタビュー撮影。翌日は首里城焼失現場に出向き、「首里城公園管理センター」広報担当の前田裕子さん同行で再建準備が進む首里城を、観光客の皆さんと見学しながらの取材となりました。火災当日の10月31日に合わせて全国放送「おはよう日本」 や世界に向けての「NHKワールド」( 10 月30日)で放送されることになりました。

<放送日>
*10月28日 : 「おきなわHOT eye 」( 18 : 20 〜 首里城特集 < レンズの先に自分を重ねて> / 沖縄エリア )
*10月30日 : 「NHKワールド」( 世界に配信 )
*10月30日 : 「NHK B S 4K放送」
*10月31日 : 「おはよう日本」( 6:10 〜 首里城特集 / 全国放送 )

NHKニュース 首里城炎上撮影再現 NHK取材 2020.10.13

NHK [ おはよう日本 ] 10月31日放送
   
   
   
NHK沖縄 清田祐馬カメラマン  
NHK 「おきなわ HOT eye 」 10月28日放送 ( 沖縄エリア ) 「NHKワールド」(海外向け) 10月30日放送

首里城焼失まもなく1年、思い出の首里城、想い出の写真集
2020年10月11日

首里城焼失からまもなく1年を迎える。新型コロナウイルスの拡大予防を施しながら、2026年の復元を目指して再建準備が進められている。その模様を近くで見学できるコースも用意されている。 首里城正殿地下遺構が「世界遺産」になった2000年といえば、「九州・沖縄サミット首脳会合」で夕食会場になった首里城北殿(全焼)。各国首脳に贈呈された紅型表紙の写真集「OKINAWA」(発行:沖縄県・沖縄観光コンベンションビューロー)に私も参画させてもらい、その魅力を写真で世界に発信させてもらうことができた。

写真集で見る「ありし日の、祈りの首里城」

薄暮の首里城と守礼門(2010年) 首里城御庭にて「新春の宴」(2010年)
九州・沖縄サミットで各国首脳に贈呈された紅型表紙の写真集 「 O K I N A W A 」(発行 沖縄県・沖縄観光コンベンションビューロー)
中 首里城での正月儀式( 2002 年)  右 園比屋武御嶽石門での祈り( 2002 年):写真集「沖縄の心」 (発行 MCCS)
園比屋武御嶽に竹富人100人参拝(2007年) 西塘大主の功績を称え、首里城でガーリィ(2007年)
写真右 首里城炎上(2019年10月31日午前4時1分)発行

オキナワグラフ2019年12月号
園比屋武御嶽に竹富人100人参拝(2007年)

竹富島出身の西塘が築いた(世界遺産):沖縄タイムス

火災後初、「首里城正殿遺構」(世界文化遺産)など有料区域を一般公開
<見せる復興>見学コース新設

2020年6月12日

沖縄地方“梅雨明け宣言”の6月12日、首里城公園は昨年10月31日の火災後初めて有料区域内を一般公開しました。再建に向けた過程を見て頂こうと<見せる復興>見学コース(約90分)も新設しました。 当日午前10時過ぎ、奉神門を開く儀式「御開門(うけーじょー)」が行われ、 再建を待ち望んでいた地元住民など多くの人が訪れました。 大きな損傷から免れた正殿地下の遺構部分(世界文化遺産)、焼け残った龍の装飾「龍頭棟飾(りゅうとうむなかざり)は間近に見ることができ、高台の「東のアザナ」からは、復興の全体像と首里城公園一帯、那覇市街が見渡せます。入場料金大人400円、高校生300円 (正殿遺構については正殿の復元工事が始まるまでの限定公開 ― 首里城公園管理センター 電話 0 9 8 - 8 8 6 - 2 0 2 0  FAX 0 9 8 - 8 8 6 - 2 0 2 2 )     首里城公園 : http://oki-park.jp/shurijo/

開門儀式の後入場
正殿地下遺構 被災した正殿の「龍頭棟飾」
東のアザナからの展望、再建の進捗状況が分かる


詳細は<旅ペン会報誌「旅びと」 2020 応援号> ( 5月 16 日 発行 )

首里城再建支援の輪が広がる…城内赤瓦の漆喰(しっくい)はがしボランティア作業順調に
2020年3月31日

首里城正殿などが焼失して早や5ヵ月。沖縄に思いを寄せる国内外の人たちが再建に向けて多額の寄付金やボランテア作業に精を出しています。
復元に向けた整備が進む首里城内では、北殿や南殿などで使われていた赤瓦を再利用するため、ボランティアによる「漆喰はがし」の作業が進んでいます。3月23日から始まっていますが募集定員は一日100名、ならば私もと28日の取材に続いて29日午前の部にボランテアとして参加しました。
破損や欠損のない瓦に付着している漆喰を、慎重にスクレーバー(金属製ヘラ)で削り取る慣れない作業でしたが、それでも2時間で12枚を仕上げることができました。一刻も早く再建されて、立派に屋根に敷き詰められた赤瓦を見たいものです。

<実施期間> 新型コロナ影響により4月4日から中止していました「赤瓦の漆喰剥がしボランテア作業」
          10月24日から再開。首里城祭(10月31日〜11月3日)を除いて12月25日まで毎日(午前・午後)開催しています。

<首里城瓦ボランティア受付事務局> 電話 0 9 8 - 8 6 7 - 2 6 5 9 (10:00 〜 18:00)
<一般財団法人沖縄美ら島財団首里城公園管理部>: http://oki-park.jp/shurijo/

 
   

首里城炎上!正殿など8棟焼損、琉球王国時代の貴重な収蔵品、約400点焼失。
衝撃の中、午前4時1分から撮影開始―
2019年11月1日

竹富島の種子取祭を終えて八重山から帰った早々の10月31日午前4時 、徹夜で原稿を書き上げ、一段落したところでテレビのスイッチを入れると、ニュース速報で“首里城火災”の一報!一瞬目を疑い、全身に衝撃が走った。 比較的近い自宅マンション、窓を開けると首里城上空は赤く染まり、正殿から空に向かって、“幸運の象徴”である龍がもがき苦しんでいるかのように、火柱が高く立ち揺れていた。午前4時1分から写真と動画の悲しくも大切な記録作業の開始となった。

火柱上げて首里城正殿炎上   4時1分撮影 
首里城正殿崩れ落ち   4時18分撮影    首里城正殿崩壊   4時58分撮影    
 
正殿跡形なく、猛火に耐えた二つの「大龍柱」 (石造) 。 消防隊員出火原因調査中 ―首里城焼失後、報道陣に一部初公開 (2019年12月17日)
焼失前の首里城正殿(正面) 北殿(左) 南殿(右)
 
オキナワグラフ 12月号   大阪日日新聞
   
NHKニュース(動 画 ) 八重山日報     写真4時1分撮影

 


<番外編>お盆はわがふる里・伊丹(兵庫県)の 杜若寺 とじゃくじ で、伝統の“ 万灯会 まんとうえ ”大法要
2019年8月20日

かれこれ沖縄在住40余年、その間、沖縄の島々のお盆行事をずいぶん紹介してきましたが、今回はわがふる里・伊丹の菩提寺 「 杜若寺 とじゃくじ 」 のお盆行事 「 万灯会 まんとうえ 」 。安土桃山時代の初めに開基されたといわれる「杜若寺」には、“酒造王国”の伊丹らしく、「泉川」(当家大塚)など醸造元や文人墨客などの墓碑2400基が整然と立ち並んでいます。なかでもお寺の年間最大の行事は8月19日(毎年)、お盆の 「 万灯会 まんとうえ 施餓鬼 せがき 法要」です。“一万の灯明”を点じて供養する大法要で江戸時代、寛保2(1742)年以来277年の長きにわたって、今日まで脈々と受け継がれています。一族そろってご先祖さまと過ごせる幸せをかみしめて、また「帰沖の人」となりました。
https://www.tojakuji.com/about.html

万灯会大施餓鬼法要(西本英尊住職) 右/大塚鳩斎墓碑(頼山陽書・伊丹指定史跡)と左/大塚家宝篋印塔
   




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